当社取り扱い製品

テストエース

概要

テストエースは、本番データの情報を自動解析し、個人情報など各種機密情報の変換や匿名化などを行いながら、本番環境と同等かつ安全なテストデータを自動作成する製品です。
テストデータ作成をサポートし、個人情報漏洩リスクの軽減やテストデータ作成時のコスト減、システムテストの品質向上に貢献します。

※テストエースは株式会社システムエグゼが開発・提供しています。

機能と特長

テストエースの機能と特長1

本番環境に近いテスト環境が容易に実現

本番データの品質はそのままに、安全な大量テストデータを容易に作成できます。
データベースの構成や表の制約に基づいたテストデータを作成することができます。
本番データの個人情報や会計情報などの機密情報を適切にマスキングして利用することができます。

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テストエースの機能と特長2

個人情報自動解析機能

データベース内のテーブル情報を自動解析し、個人情報が含まれるカラムを特定して、最適な変換定義を選択する、変換定義設定アシスト機能を搭載しています。
「本番データの解析を行い、自動的に個人情報を特定し、個人情報の種類に応じたデータの変換で、本番データに近いテストデータを作成する技術」の特許を取得しています。
本番データに含まれる個人情報を自動判定し、擬似データに差し替えることにより、システム開発工程における個人情報漏洩リスクを排除します。

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テストエースの機能と特長3

データ生成機能

データベースの構成情報を読み取り、ゼロからデータを生成することができます。

生成手法 種別 パラメータ 備考
連番 数値 スタート値、増加値
文字 スタート値、増加値
日時
[yyyy-mm-dd]
スタート値、増加値
日時
[yyyy-mm-dd hh:mm:ss]
スタート値、増加値
ランダム 数値 最小値、最大値 境界値データの生成可能
文字 種別(全角/半角、英字/かな/カナ)
最小値、最大値(バイト数)
境界値データの生成可能
日時
[yyyy-mm-dd]
最小値、最大値 境界値データの生成可能
日時
[yyyy-mm-dd hh:mm:ss]
最小値、最大値 境界値データの生成可能
固定値 任意の文字列(固定)を生成
疑似データ 31種から選択 ランダム、順番(昇順、降順)
ユーザ定義関数 独自ルール
※ 
NULL値の生成比率を設定することも可能です。

利用ケース
生命保険会社の数百万件のテストデータの作成

利用ケース詳細

生命保険会社のデータベースには顧客の非常にセンシティブなデータが保存されています。
データベースから、数百万件レベルのデータを抽出し、個人情報をマスキング、個人が特定できないように変換したうえで、システムの開発・検証に利用します。
バッチ処理で定期的にテストデータを生成することで、テストデータ生成を自動化しています。

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テストエースの採用理由

  • 採用理由 その1
    データベースの複数テーブル間の関連性を維持したまま大量のテストデータを作成することができる。
  • 採用理由 その2
    証券番号やカード番号など業界特有の項目に対しても自在に変換ができる。
  • 採用理由 その3
    個人情報を自動的に、しかも高速に見つけることができ、精度も高い。

動作環境・料金

テストエース動作環境

動作環境につきましてはお問い合わせください。

テストエース料金

ソフトウェアライセンス料金ならびに期間ライセンス料金につきましてはお問い合わせください。

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